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Ohmura T, Ueda K, Kiyohara Y, Kato I, Iwamoto H, Nakayama K, Nomiyama K, Ohmori S, Yoshitake T, Shinkawu A, et al.: Prevalence of type 2 (non-insulin-dependent) diabetes mellitus and impaired glucose tolerance in the Japanese general population: the Hisayama Study. Diabetologia 1993; 36: 1198-1203. [PubMed]

都市型コミュニティで行われた糖尿病およびIGT有病率の検討。過去の日本人での検討に比し高い有病率であった。従来の尿糖によるスクリーニング法ではなく75g OGTTを第一に用いたことでより正確な検討と考えられた。対象年齢の地域住民のうち80%以上が検討に参加しており,日本人における比較的正確な有病率を反映していると考えられる。【高田伸樹・安田浩子】

●目的 日本人での2型糖尿病およびIGT(耐糖能異常)の有病率を検討した。
●デザイン 疫学。
●試験期間 1988年6月29日~同年11月14日。
●対象患者 2587人:40~79歳の福岡県久山町住民3227人のうち同意が得られた者。
●方法 75g OGTTを実施し,WHO診断基準(1985年)により正常耐糖能,IGT,糖尿病の3群に分類。また,問診によっても糖尿病の有無を聴取。OGTT非実施群では問診によって糖尿病の有無を決定した。
●結果 年齢補正した糖尿病有病率は男性12.7%,女性8.4%であり,IGT有病率はそれぞれ19.6%,18.4%であった。糖尿病有病率は60歳未満では男性で有意に多い。IGT有病率はどの年齢群間でも男女間に有意差なし。問診による糖尿病有病率はOGTT実施群と非実施群で有意差なし。
●結論 この結果は日本人の正確な糖尿病有病率を表していると思われる。