編集:片山茂裕 河盛隆造 景山茂 西尾善彦 西村理明 綿田裕孝
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Raynor HA, Jeffery RW, Ruggiero AM, Clark JM, Delahanty LM, Look AHEAD (Action for Health in Diabetes) Research Group: Weight loss strategies associated with BMI in overweight adults with type 2 diabetes at entry into the Look AHEAD (Action for Health in Diabetes) trial. Diabetes Care 2008; 31: 1299-1304. [PubMed]

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●目的 過体重の2型糖尿病患者が用いている減量の方法を調査し,それらの方法とBMIの関係を検討した。Look AHEAD試験のサブ解析。
●デザイン 横断研究。
●試験期間
●対象患者 5145例:Look AHEAD試験の参加者(過体重または肥満の成人2型糖尿病患者)。女性3063例,男性2082例。平均58.7歳,平均BMI 35.9kg/m²。
登録基準:45~74歳,BMI≧25kg/m²(インスリン投与例では≧27kg/m²)。
除外基準:コントロール不良の糖尿病(HbA1c値>11%),介入の遵守能力に影響を及ぼす因子,余命または介入の安全性に影響を及ぼす基礎疾患。
●方法 ベースラインにおける体重測定の頻度,食生活,減量の実施状況を調査し,それらとBMIの関係を検討。
●結果 体重の自己測定を週1回以上行っていた患者は半数以下(41.4%)であった。食生活については,朝食摂取回数は6.0±1.8日/週,食事または軽食の摂取回数は5.0±3.1回/日,ファストフード摂取回数は1.9±2.7回/週であった。調査前年にもっとも多く実施されていた3種類の減量法は,果物および野菜の摂取増(65.0%),菓子およびジャンクフードの摂取減(61.7%),高炭水化物食品の摂取減(57.5%)であり,それらの実施期間はそれぞれ26.5±19.3週,22.9±19.2週,20.3±19.1週であった。 多変量モデル(R2=0.24)においてBMI高値と有意な相関(p<0.05)を示した因子は,週1回未満の体重の自己測定(βcoefficient 0.83),1週あたりのファストフード摂取回数の増加(0.15),1週あたりの朝食摂取回数の減少(-0.18)であった。
●結論 Look AHEAD試験の対象患者では,定期的な体重の自己測定および朝食の摂取,さらにファストフードの摂取回数の減少がBMIの低下と関係していた。