編集:片山茂裕 河盛隆造 景山茂 西尾善彦 西村理明 綿田裕孝
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James C, Bullard KM, Rolka DB, Geiss LS, Williams DE, Cowie CC, Albright A, Gregg EW: Implications of alternative definitions of prediabetes for prevalence in U.S. adults. Diabetes Care. 2011; 34: 387-91. [PubMed]

●目的 HbA1c,空腹時血漿グルコース(FPG),経口糖負荷試験(OGTT)の基準により前糖尿病の有病率を比較し,各基準の一致度を検討した。
●デザイン コホート。
●試験期間 登録期間は2005~2008年。
●対象患者 3627例:≧18歳の糖尿病を認めない米国人。
●方法 2005~2008年の米国健康栄養診断調査(NHANES)のデータを用いて,HbA1c,FPG,OGTTの基準により,前糖尿病の有病率を評価。
●結果 前糖尿病の粗有病率は,HbA1c値5.7~6.4%(A1C 5.7)を基準とした場合は14.2%,FPG値100~125mg/dL(IFG 100)では26.2%,FPG値110~125mg/dL(IGF 110)では7.0%,OGTT 2時間値140~199mg/dL(IGT)では13.7%であった。
前糖尿病の有病率は,年齢,性別,人種/民族により異なり,各基準間に大きな不一致を認めた。
IGT症例のうち,IFG 100は58.2%,IFG 110は23.4%,A1C 5.7は32.3%で,67.1%はA1C 5.7またはIFG 100であった。
●結論 HbA1c,FPG,OGTTの基準により前糖尿病の有病率は異なり,各基準間の一致度および前糖尿病症例の特性の一致度は不良であった。